中学の演劇部からなんとなく始めたのに、
こんなに自分の人生を占めることになるとは、
思ってなかったよね、わたしよ。
なんで演劇をやってるのか、
なんて聞かれてもちゃんと答えられるかあまり自信がないですけど、
常に自分の目線と姿勢を研ぎ澄ましてくれるのは、わたしには今んとこ演劇しかない。
だからやめたくない。
人のこと愛したいし、
この世界のこと愛したいし、わかりたいし。
今は主にコメディをやってるから、
やっぱり笑ってほしいし、幸せな瞬間を紡ぎたいし。
自分なんてまだまだだから、
先輩の姿を見て学ばせてもらって、
後輩を見て背筋の伸びる思いがして。
まだまだジタバタ足掻きたい気持ちはある。
人それぞれだし、
いろんな生き方があるけど。
演劇の携わり方は、ちょっと考えなきゃいけないでしょ、
なんで演劇やってるんだいチミは。
演劇を冒涜する者は許さん。
いや、人間を冒涜するものは許さん。
あたしゃ、今いる場所、今まで歩んできた道、これから出会う人、全部知りたいわかりたい愛したい、
自分のことは自分で大切にするさ、そりゃね、
だけど、自分の知らないところで、手の届かないところで、
ガッカリするような、絶望的なことが、
どうしたってある。
自分の周りだけ居心地よくて面白ければいいのかしら。
もっともっと、広く、遠くまで行きたい。
だから、いま、今日は、
とにかく悔しい、自分が。
不甲斐ない、もっともっと、くそったれ
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